レーシック後にフラップがズレる可能性はある？

レーシック手術の際に作ったフラップ（角膜を切って作った蓋のようなもの）がズレる可能性はあります。レーシック手術後にしばらく行動に制限がかかるのは、単純な傷の治りというのもそうですが、このフラップが安定するのに時間がかかるためです。

手術直後には洗顔やシャワーですらよくありません。時間の経過とともに、少しずつ制限は緩和されていき、1ヶ月ほどすれば激しい運動や、ウォータースポーツもできるようになります。
 

しかし、それでも全く危険性がなくなるということではありません。直接目に強い刺激が加われば、フラップがずれてしまうことがあります。レーシック手術を受けた後、少しでも目に違和感を覚えたらすぐに診察を受けるようにしましょう。品川近視クリニックをはじめ、多くのクリニックでアフターケア一定期間の診察を無料としています。
 

フラップがずれる危険性を減らすには、まずは安静にしていることですが長期間だと大変です。そうなると、いかにフラップがずれる危険性が低い術式を選ぶかということになります。
 

たとえば、イントラレーシック以上の施術であれば、従来のレーシック手術と比べるとフラップはより強く安定してくれます。
 

また格闘技やラグビーをやる方など、最初から目に力が加わることをやることがわかっている場合は、ラゼックやエピレーシックがおすすめです。これは将来的にフラップが消えてしまう術式では、手術の際に再生する組織である角膜上皮だけでフラップを作るため、時間が経てば角膜上皮の再生によりフラップがなくなります。